Sunday, July 30, 2006

鳥インフルエンザのワクチン

サルで鳥インフルのワクチン実験 滋賀医大など
 カニクイザルを高病原性鳥インフルエンザH5N1型の強毒性ウイルスに感染させ、開発したワクチンの効果を実験することを、北海道大と滋賀医大が決めた。
 約半年で結果が分かる見込み。H5N1型は世界で死者が相次いでおり、人から人へ感染するようになると、新型インフルエンザとして猛威を振るう可能性があるが、詳しい感染メカニズムなど不明な点も依然多い。
 霊長類のサルを使った感染実験で解明が期待され、ワクチンの予防効果が確認できれば、ヒトへの応用も近づく。
 使うサルは、滋賀医大動物生命科学研究センター(大津市)が飼育している約10匹。強毒性のH5N1型ウイルスはベトナムで死亡した人から分離した。
 ワクチンは北海道大が開発。野生のカモで採取したウイルスから、遺伝子再集合という方法で弱毒性のH5N1亜型のウイルスをつくり、ニワトリの卵で培養後、感染力をなくした。
 これまでにサル7匹へ、鼻の粘膜に垂らすのと皮下注射する2通りの方法で2回ずつ投与。うち6匹に、侵入したウイルスを除去するとみられる抗体が多数あるのを、血液検査で確認した。
 実験では、この6匹とワクチンを投与していないサル3匹にウイルスを感染させ、現れる症状とワクチンの効果を確かめる。
 ヒトへの感染が懸念されるH7型やH9型についても同様に実験する。
 実験施設は、内部で扱うものが外に漏れないよう「レベル3」という安全基準を満たした施設。ウイルスの専門家らによる委員会で実験内容の点検を受け、地元の行政や住民らによる委員会にも報告する。
◇安全性は十分確保 実験を統括する小笠原一誠滋賀医大教授(免疫学)の話 安全性は十分に確保している。強毒性のH5N1型ウイルスは、ネズミやニワトリが感染すると死ぬ場合があるが、サルについてはよく分かっていない。サルの免疫に関する細胞はヒトと似ており、人間の感染対策を考えるのにも有用だ。確実なデータを集め、新たなワクチン開発につなげたい。

中日新聞より

 そうだね、鳥インフルエンザ流行ってきているから、早くワクチンできるといいなっ。

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