さわやかに、分かりやすく スガシカオが新アルバム
2006年09月27日
歌手のスガシカオが2年ぶりのアルバム「PARADE」を9月に出した。持ち味のファンクビートを発揮しながら、さわやかさと分かりやすさを前面に。KAT-TUN(カトゥーン)のデビュー曲に歌詞を提供するなど、活動に幅を見せて、間もなくデビュー10周年を迎える。
「居酒屋トークから詞が生まれることも多いんです」とスガシカオ=東京都内で
「血のにおい、反社会的、いびつ」と評する前作から一転、「エネルギッシュでポップ」を目指したという。さわやかなメロディーの「奇跡」で幕を開け、郷愁を誘うバラードや、身近な友人への励ましをイメージしたナンバーなど、全編、前向きな雰囲気に包まれている。「伝わるものを作ろうと、自分の生活から半径100メートルのところで詞を書いた」と言う。
それでも「一つのテーマで書くとのっぺりしたものになる」と語るように、一筋縄でいかないのがスガらしさ。「得意技」というエロチックな世界は、電話越しの情事を描いた「38分15秒」で全開。現在の日本の姿を年齢にたとえたという「19才」など、深読みに誘い込まれてしまう。
そして「歌中心、言葉中心」と言いながら、「これなくして自分の音楽を作れない」というファンクのうねりで、確固とした音世界を提示する。
今年はヒット映画「デスノート」の挿入歌「真夏の夜のユメ」を歌い、カトゥーンの「Real Face」の作詞で話題になった。詞の提供は、かつてSMAPの「夜空ノムコウ」でも注目された。自分の詞を他人が歌うのは「『覆面カラオケ』とでも言うか、自分のイメージにあわないものを、姿を隠して歌うような気分で、新たな発見がある」と言う。
30歳を過ぎた「遅咲き」のデビューから、来年2月で満10年。「同じ速度では駄目だと思って、17、18年分くらいやってきた。ミュージシャンになれる人は数少ないので、そういう夢を持った人の代表みたいなもの。ピッチの上でぐたぐたせず、90分走らんかい、と今後もそんな感じです」
10月から全国ツアー。
asahi.comより
またふ陰気の違ったものだろうねぇ。
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