シマフクロウ:環境省が「お見合い」に成功 北海道
シマフクロウ
絶滅の危機にひんしている国の天然記念物・シマフクロウの保護増殖に取り組む環境省は、北海道北地方で人の手による初のつがい形成に成功したと発表した。シマフクロウの生息地は知床半島など道東に限定され、生息地の分散が課題だっただけに、生息域拡大に向け、期待が寄せられる。
同省釧路自然環境事務所によると、06年度に道北地方で雌1羽を確認。調査の結果、この雌は十勝管内から飛来した個体と判明した。周囲に他の個体もいないことから、傷病個体として97年に保護していた雄1羽との「見合い」を計画した。
昨年10月に雄を現地に運び、相性を確かめて放鳥。その後、2羽が無事ペアで行動しているのが観察された。周囲には適当な営巣木やエサ場が乏しいため、巣箱かけや給餌も実施。関係者は「これからが交尾と産卵の季節で、成果を期待したい」と話す。
シマフクロウはかつて道内の広い範囲に生息していたが、森林伐採や河川改修などに伴う生息地や営巣木、エサの減少で、現在は知床半島など道東にのみ120羽強が生息。道北では近年、個体は確認されていない。繁殖つがいの約25%が給餌に依存している上、各生息域の分断も顕著で、近親交配による遺伝的劣化も懸念されている。【山田泰雄】
毎日新聞より
ふくろうはそんな人間の手を知っているのかなぁ。
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